「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にも登場した山東京伝机塚の碑があります。
山東京伝(1761~1816)は、浅草や吉原を題材とする戯作を多く著し、
北尾政演の雅号で浮世絵も描いています。
この碑は京伝の弟、京山が文化14(1817)年に亡き兄を偲んで建立したもので、
「書案之紀」を刻んでいます。
書案とは机のことで、
「九歳の時に寺子屋に知らせた際、親が買ってくれた机を生涯愛用し、
この机で百部を越える戯作を書いた。
ゆがみ、老いたさまは哀れである」という意味の文と、
耳もそこね 足もくしてもろとも 世にふる机なれも老いたりの歌が記されているそうです。
本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
生徒大募集中♪

Language
日本語