和歌山城(2) 松の丸櫓台高石垣 寺澤禎則

話を2024年11月1日の和歌山城に戻しまして、
岡口門内、北へ進むと、松の丸櫓台の高石垣があります。

角の曲線が美しい櫓台高い石垣は、5代藩主徳川吉宗の時代に改修された
城内では比較的新しい石垣です。
積み上げる石の間にすき間を作らない、「切込接(は)ぎ」で、
ほぼ同じ大きさの石を積み上げている「箱積み」という工法です。

底部はゆるやかに、頂点に近づくにつれて垂直になる「反り」は
忍び返しとも呼ばれ、登ることはまず不可能です。

本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
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