12月9日(月) 漱石忌



1916(大正5)年12月9日は漱石忌。小説家・夏目漱石が亡くなった日です。

漱石と言えば以前の千円札のデザインを思い浮かべる方もおられることでしょう。日本のお札の肖像画で初めて選ばれた文化人が夏目漱石。読んだことはなくても「吾輩は猫である」「坊ちゃん」など代表作のタイトルくらいはご存じのことと思います。

なるべくリアルに描かれ、社会への批判や風刺が込められることの多かった当時の文学の傾向とは異なり、エンタメ性の高い作風で人気を博した漱石の魅力はやはり丁寧な心情描写ではないでしょうか?

読書の秋…は過ぎてしまい季節は冬となりましたが、文学に親しむ心の余裕のある年末を過ごせたらいいなぁ。

今日はその他、「マウスの誕生日」「クレープの日」「障害者の日」など。
明日もおたのしみに~。