慈尊院は、弘仁7(816)年、弘法大師が、高野山開創の時に、
高野山のふもとに伽藍を創建し、高野山一山の庶務を司る政所を置き、
高野山への宿所および冬期の避寒修行の場としたものです。
弘法大師の母が、高野山を一目見たいと尋ねてきたものの、
当時の高野山は女人禁制だったので、弘法大師の元には行くことができず、
慈尊院で暮らしていたところ、弘法大師は月に9回(というように多く)、
高野山を降りて母に会いに来た。そこから九度山というように
なったとのことです。
慈尊院の北門と築地塀は、天文9(1540)年には既に建てられていた
とのこと。
築地塀は現在延長116m、棟高2.9mととても大規模なものです。
北門は切妻造・本瓦葺きの四脚門です。
本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
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