唐沢山城③四つ目堀 寺澤禎則

大炊の井から先に進むと、左右に延びる空堀の四つ目堀と、
それに掛けられた神橋に至ります。

四つ目堀は、城の山頂部を東西に大きく分断しており、
重要な防衛拠点でした。
堀の向こう側は、柵で防御されていたようです。

現在の神橋は、大正15年、当時の皇太子殿下(昭和天皇)
ご成婚記念として掛けられたものですが、
かつては曳橋で、いざというときに橋を引き払い、
通行を遮断することができました。

本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
生徒大募集中♪