木野崎城址 寺澤禎則

利根川右岸、舌状台地というほどでもない丘の先端に、
木野崎城址があります。
碑の周囲は畑と住宅地で、特に遺構は見当たらないものの、
川に囲まれた天然の要害であったことは見て取れます。

碑にはこのような説明文が書いてありました。

この辺は城山と謂われており、高家一色氏の末裔が築城した城であるが
築城の年代は明らかでありません。水牢跡とか大門址とが残されており
城にゆかりのある地名として、城下・下町・台町・新町・本郷などがあります。
一色氏が元禄十一年三月、愛知県南設楽郡鳳来町に移封となって以来廃城となり、
家臣の青木氏の一族が残留し現在に至っています。

本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
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