三線作成 太鼓の巻 その4

いよいよ「本張り」。
「仮張り」の状態で、更に伸びていただきたい部分に布を乗せて、水で湿らす事6時間。


水で濡らした木枠に、師匠のお得意「ちちんぷいぷい」を塗布し、ジャッキでありえんくらい皮を引っ張って、引っ張って、引っ張って張ります。


皮目の間が、白く悲鳴をあげています。


皮と木枠は出来るだけ密着させたいので、浮いた感じのある部分には、「特注のクギ」を打って密着させます。


感想:皮を引っ張る強度の度合いと、引っ張る強度に負けないで皮を木枠に定着させるやり方、経験と技術が詰まっていました。

つづく

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