大燈籠の碑文にあった「お加代燈龍」のお加代です。
碑文でお加代さんを紹介すると、
お加代は、もと松江藩士で鍼医・錦織玄丹の娘。
明治維新のとき窮地にたった松江藩のために、身を挺して活躍した女性である。
慶応4年(1868)山陰鎮撫使一行は、松江藩が徳川の親藩であるため、
その動静に不信を抱き、更に種々の行き違いがあって
松江藩に3か条の難問題をつきつけ、ために家老大橋茂右衛門は
切腹して謝罪することとなった。
藩はこの対策に苦慮し、松江入りした彼らのいうままであったが、
この時これら荒武者を酒席で操縦し、一行の態度を和らげて
出雲女の義侠心を発揮したのが彼女である。
白刃に貫いたかまぼこを平然と紅唇に受けたとか、
幹部に迫って家老のいのちを助けたなどが伝えられる。
像の下部には、白刃に貫いたかまぼこを口に受けようとするシーンが
刻まれています。
本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
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Language
日本語