国宝五城めぐり(65)松江エリア⑯堀尾吉晴公像 寺澤禎則

松江城天守は外観を紹介済み、内部は省略して、
大手門の脇に立つ、堀尾吉晴公像です。

関ヶ原の戦い後、堀尾家は出雲に入国。
はじめ月山富田城を居城としたが、山城で城下町を造ることや
水運に不便であったため、新たに松江に城を築くことにしました。
場所の選定にあたり、吉晴と息子の忠氏に意見の相違がありましたが、
忠氏が急死したことからその志を継ぎ、吉晴は現在の位置を選びました。
そして2代藩主である孫の忠晴を助け、現在の松江の礎を築きました。
この像は、松江城と城下造成を指揮する姿として建てられています。

本部(水)・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則
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